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(無料記事)RetopoFlowを無料で使う方法

(約 3,000文字の記事です。)2023/01/11 更新。

RetopoFlowはBlender Marketで86ドル(約1万1千円)で販売中だ。定期的に行われる25%OFFセールでも65ドル(約9千円)だ。決して安くはない。特に昨今の円安の影響で2~3千円も高くなってしまった。

このマガジンの執筆当時には開発者公認のやり方で、無料でフル機能を使う方法が、ひっそりと公開されていた。

な、なんだって~!

時は流れて2023年の今、このひっそりの公開から公式の公開に変更されていた。ただし「学生または教師、あるいは非商用利用の場合」という文言が追記された。なのでRetopoFlowを商用利用をする場合にはアドオンを購入しなければならない。

マガジン執筆当時、マガジンの途中の記事までは、利用制限のない無料を利用できた当時に無料版を用いて執筆している(無料版でも正常動作することを確かめるため。アドオン自体は最初から有料購入済み)。また2023年の1月に、最新のRetopoFlow Ver.3.2.9で記事を書き直している。なのでVer.3.2.9以降の記事は有料版を使用し、無料版の動作については未検証である。(おそらくは機能自体は有料版も無料版も同じなので同じ挙動になると思うが。)

更新履歴
2023/01/09 記事をメンテ。かなり古い内容を削除し、直近の古い情報は打消し線を引いた。
2021/06/29 当マガジン購入によるご支援のお願いを追記。
2021/02/24 追記と記事の差し替え。
2021/01/28 執筆。

2021/02/24 追記と記事の差し替え

とはいえ、その方法は2021/02/24現在は有効だが、将来的に使えるかどうかは私も保証できないし、当然ながらユーザーサポートもない。安心して恒久的に使いたいならば購入すべきだ。だがまずは無料でフル機能を試したいならば、やってみる価値はあるだろう。

なお、この記事の情報が「RetopoFlowの無料版が今後も正常動作すること&今後も使い続けられる」ことを保証するものではない。あくまでも以下のテスト環境において執筆時当時には正常動作していたことをここに記しているだけだ。
なので将来的にこれを試して無理だったら、諦めてBlender Marketから購入すべし。

テスト環境

Blender 3.3.2
RetopoFlow 3.2.9 有料版(この記事のみテストとして無料版を使用)
Windows 10 Pro

Blender 2.91.2
2021/02/24までの記事はRetopoFlow 3.0.2(無料版)
2021/02/24以降の記事はRetopoFlow 3.1.0(有料版)
Windows 10 Pro

目次

入手先

次のURLの、最上位にある最新のリリース版をDLしよう。これはVer.3.2.9の例。

(注意点と参考情報)
Githubのトップページはこちら。
https://github.com/CGCookie/retopoflow
Githubのトップページの緑色の「codeボタンのZip」ファイルではなくて、最初に紹介した「最新版のページにあるZip」ファイルをDLすること。そうしないと正常動作しないらしい(未確認)。深く考えずに、常にリリース版のページにあるZipファイルを利用しよう

あとはお馴染みの手順。

ZipファイルをDLしてアドオンとしてインストールするだけ。

ただし無料版ではノーサポートだ。有料購入者のみBlender Marketでのダイレクトメッセージでサポートを受けられる。

Ver.3.0.2無料版で記事を執筆し、Ver.3.1.0無料版でこの動作を確認した。Ver.3.1.0までは無料版で正常に動作することは確認できた。だが永遠に無料版の正常動作確認をし続けることはできない。なので、以後は有料版で解説していく。なので「無料版特有のバグや問題」については関知しないので予めご了承ください。

ちなみに私は有料版も購入しているので、今日以降の記事は有料版を使っていきます。(無料版と機能は違わないとは思いますが、無料版についての検証は今後行いません。)

現時点までで「RetopoFlowの動作内容を無料で十分理解できる環境」を紹介できたと思っている。これ以降の「無料版の正常動作」については私はもう検証しません。以後は有料版を使って、正常動作することを前提として機能を試したり解説したりします。(無料版の利用時の不具合は各自で対処してください。それが無料版です。)

インストールが完了したらBlenderを再起動させること。そして再起動後にアドオンの設定画面を開いてエラーメッセージなどが出ていなければインストール完了。

有料版と無料版の「機能的な」違いは?

2023年の今では、商用利用可能か非商用利用に限るかの違いがある。機能的な違いは明言されていないから、同じだと思っていいだろう。

上が有料版、下が無料版

無料のBlenderと無料のRetopoFlowで最強のローポリ制御環境に!

つまりトータル0円で、最強のローポリ・ミドルポリ制御環境が手に入るわけだ(非商用利用時のみ)。また商用利用前提だとしても、納得いくまで無料版で機能を試すことができる。

もう使わない手はないでしょ?逆にRetopoFlowを使わないなんてBlenderの能力を半分に制限しているようなものだ。

まずはこれで道具は揃ったわけです。

当マガジン購入によるご支援のお願い

RetopoFlowが無料で使えることが分かって頂けたと思います。恐らくは今後も無料で使い続けることができると思います。

ですが日本語による「使い方の解説」は現在ほとんど見つけることができません。当マガジンはRetopoFlow Ver.3になってからほぼ全ての機能を解説しています。またバグの報告や機能提案なども積極的に開発者のジョナサン氏に報告しています。(私はRetopoFlowの購入者であるためサポート窓口を経由して報告できる。)

私からのバグ報告により致命的なバグが常に修正され、また更に使いやすくするために提出した改良案が次々と実装されていきます。

無料で利用している皆様におかれましては、どうか今後も私がRetopoFlowの改善やバグ報告を継続できるように、そして今後も日本語による解説を継続するためにも、是非とも当マガジンの購入によって私をご支援して下さるようお願いいたします。

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