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(無料記事)RetopoFlowの(ブラシサイズの)ホットキーを変更する

(約 2,300文字の記事です。)2023/01/18 更新。

目次

キーマップエディタの実装

2023/01/18 追記
今日現在のRetopoFlow 3.2.9には正式版のキーマップエディタが実装されています。それを使えば簡単にホットキーをカスタムできるので、もはやこの記事は思い出日記でしかありません。なので読まなくてOK。

マニュアルはこちらだが、読まずとも直感的にすぐに使える。

この記事は以上です。

2021/07/19 追記

Ver.3.2.0現在ではベータ版ながらキーマップエディタが実装されました。なのでBlenderのホットキー変更と同じようなインターフェースでRetopoFlowのホットキーを自由にユーザー設定に変更できます。

なのでこの記事は執筆当時の思い出記事です。読む必要はありません。

以下、当時の記事です。


RetopoFlowのデフォルトではブラシサイズの変更ホットキーはFキーだ。だが私はFキーはZbrushやサブスタンスペインターと同様にBlenderには「Fキーで画面フルフィット」にカスタム割り当てしている。だから困るのだ。

その他、有名な有料アドオン「Fluent」でもFキーが既に使われていたりする。

だからマニュアル通りの操作をしてもブラシサイズを変えられない(泣)

開発者に問い合わせた結果、今すぐにホットキーをカスタムできる方法を教えてもらったのでその記事です。

開発者さん曰く「将来的にはホットキーのカスタマイズ用インターフェースも実装したいなぁ」とのこと。だが、ベータ版が1年以上続いたことを考えると……?後はご想像にお任せします(笑)

この記事は「今すぐできるホットキーの変更方法」です!

更新履歴
2021/07/19 追記 Ver.3.2.0では念願のキーマップエディタが実装されました!なのでこの記事の価値はなくなりました。備忘録として「へぇ~」とお読み下さい。

画像6

なおカスタムしたユーザーデータはアドオンフォルダのRetopoFlowフォルダ内にある「RetopoFlow_keymaps.json」です。他に「RetopoFlow_options.json」のこの2つをバックアップしておけばRetopoFlowに関する全てのユーザー設定情報を復元可能です。豆知識。詳細はこちら。

なので、以下の記事は過去ログであり、Ver.3.2.0以降のユーザーには不要な情報です。へぇ~そういう過去があったんだ、程度にしておいて下さい。

時間がない人は読む必要なし!

過去の奮闘も、アップデートという尊い作業によって「藻屑(もくず)」になっていくのです。それがデジタルの運命。

利便性の裏には過去の先人達の努力があったわけです。。。それを忘れないで……。

というかVer.3.2.0現在では、開発者のジョナサン氏曰く、

「JSONファイルの復元は正しい手順だが、この記事で執筆した(つまり過去に案内した).PYファイルの書き換えは悪影響が出るからむしろやってはいけない。」

という返答を得たので、この記事はもはや無用の長物ですね。

でも消すのは寂しいので履歴として残しておきます……。

************** 以下、過去ログ **************

デフォルトのホットキー設定ファイルはどこ?

まずはRetopoFlowアドオンのインストールパスを探します。インストールパスの確認方法はこちら。

画像1

このパスのconfigフォルダ内に設定ファイルのkeymaps.pyがあります。

画像2

これはPhythonというプログラミング言語のソースファイルです。テキストエディタで開けます。メモ帳やお気に入りのテキストエディタで開きます。

その105行目の「brush radius」という設定を書き換えればいいわけです。

面倒ならば radius というキーワード検索でOK

画像3

ソースファイルを眺めると、keymaps.pyにRetopoFlow全てのホットキー設定があります。ってことは、ここを書き換えれば自由にホットキーをカスタムできる?その通りです。

ただしアドオンをアップデートすると全て上書きされて消滅します。Evernoteなどに備忘録としてホットキーのカスタム履歴をメモしておくことをオススメします。これに限らずあらゆる3DCGソフトのホットキーカスタムの共通事項だと思います。。。

念のためオリジナルファイルをバックアップして、FをALT+Fに書き換えて上書き保存。そしてBlenderを再起動(重要)

画像4

ホットキーの変更完了!

あっさりと変更完了。試しにTweakツールを選んでみると、確かに動作したし、画面下のステータスバーの表記も変わった。

画像5

これでBlender側のFキーでのズーム操作に戻せる。やったね!

同様にkeymaps.pyを書き換えることでホットキーを自由に変更できます。ただし、くどいですが、アドオンアプデで消え去りますので、keymaps.pyのバックアップ&上書きを試したり、毎回書き換えるなどして各自工夫して下さい。

私はこの1つだけカスタムできればいいので、あまり苦にならなそうです。

今回の創作活動は約1時間(累積 約2,201時間)
(570回目のnote更新)

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