当マガジンの有料記事を閲覧するためにはログイン情報をBOOTHからご購入して頂く必要があります。
このログイン情報は一度購入すれば永久的に有料記事にアクセスできるというわけではありません。ログイン情報には有効期限があります。
サブスクリプションを選んだ理由
ログイン情報に有効期限を設定した理由
大きな問題の1つは、過去記事のメンテが限界に達したことです。
noteでは買い切り後の記事はマガジンが廃刊になってもいつでも自由に閲覧できます。また有料マガジンに記事をどんどん追加していったとしても、追加料金なしでいくらでも・いつまでも読み放題です。読み手には優しい。
過去記事メンテの重荷が増える一方
しかし記事を量産するとある時期から、メンテされない記事は情報の価値が下がる一方です。note方式では過去記事のメンテナンスが重荷となり、記事を書けば書くほど、あとから過去記事「群」のメンテに追われて新規記事を書く時間も余裕もなくなるという矛盾が生じます。
もう一つの大きな問題は「note側に取られる販売手数料の高さ」でした。売上の15~25%も取られます😭
この2点によってnoteから脱出して自前サイト+アクセス制限+BOOTHでのログイン情報販売に至りました。このアクセス制限の実装によってアクセス期間もまた制御できることが分かったため、サブスクリプションを導入することにしました。
当サイトのログイン情報は基本的には最低でも1年間は読み放題にすることにしました。最長で約2年間の有効期限があります。
過去記事のメンテ期間を定める
なので当サイトでは基本的には新規記事の寿命を2年間とし、その間は記事のメンテを行ないますが、それ以後の古い記事については基本的に廃版記事として以後のメンテをしないことにしました。これによって浮いたエネルギーを新たな記事の執筆や情報収集に充てることができます。
なのでサブスクを採用した側面としては「過去記事のメンテ期間を明確にする」という意味合いのほうが強いです。(もちろん活動を続けるためにはお金も必要ですが。)
BOOTHのPDFファイルの活用
BOOTHにはWebサイトのPDFファイルを常備してあります。もしWebサイトの一時的なサーバダウン時でもPDFをDLすれば読めますし、ログイン情報の有効期限が切れたあとでもBOOTHサイトにアップロード済みのPDFファイルをPCにDLすればいつでも読めます。そのPDFファイルは基本的にはBOOTHから削除しません(BOOTHサーバー容量が一杯にならない限り😊)
これによって情報的価値が下がった過去記事を私がメンテする必要がなくなり、過去記事の多さが重荷になりません。状況によっては記事そのものの削除もできます。ユーザーにとっての不便もありません。
新規記事のためのエネルギーとお金
また新規記事作成にもエネルギーが必要ですし、そちらのメンテにも価値があります。そこで有効期限が切れたあとに再び新たな更新情報が欲しい人は、その情報を改めてお金で買って欲しいという思いがあります。情報は無料ではありません。新しい情報に新たな価値を与え、その情報の価値を維持するための活動にはお金が必要です。そのためのサブスク販売を採用することにしました。
新たな何かを産み出し続けるということは、その成果物の管理をし続けるということも意味します。メンテができないなら破棄するしかありません。全てを抱えたまま前に進み続けることは不可能です。
有効期間は年号の次の年末まで
例えば「Zbrushの使い方」というマガジンがあったとしましょう。
このマガジンは販売当時には「Zbrushの使い方 2024」という名前で販売されています。そしてその記事には「Zbrushの使い方 2024」というカテゴリが付与されています。
このマガジンのログイン情報の有効期間はマガジン名の末尾の年号の翌年である
2025年の12月末日です。
ですので「Zbrushの使い方 2024」というマガジンを2024年のいつ買っても確実に1年間はアクセスできるわけです。(もちろん早く買えば最大2年間はアクセスできるのですが……※)
購入時期によらず「1年間の確保」のために
もし読者様が2024年の秋、10月頃に「Zbrushの使い方 2024」を購入した場合でも1年と2ヶ月間はアクセス権があります。(翌年の2025年末までの1年間はアクセスできるわけです。)
また期限が切れてもWebサイトにログインできなくなるだけであって、BOOTH内にアップロードされているPDFファイルはいつでも閲覧できます😊(ただしPDFファイルは有効期限内に最終更新されて以後は更新されません。)
記事執筆から1年は積極的にメンテ
基本的には記事のメンテナンス期間は1年としています。ですのでマガジンご購入者様には最低でも1年のアクセス権を提供したいと思っています。
そのための仕組み上、マガジンの購入時期によっては1年よりも長い期間のアクセス権を取得できる(できてしまう)という意味であって、過去の記事を1年以上メンテすることをお約束しているわけではありません。
重要なのは1年間のアクセス権の付与です。
基本的に記事の寿命は1年だとお考え下さい。
詳細な運用ルールはこちら
過去記事のメンテ
記事の執筆から1年間は積極的に記事のメンテを行なう予定です。メンテを行なうごとに最終更新日が上書き更新されていきます。
そしてもし最終更新日から1年以上経過した場合、その過去記事については基本的に、
- 廃版記事として無料公開するか
- 記事内容をメンテして最終更新日を更新し、引き続き有料記事とするか
の二択になります。
過去記事のメンテを放棄して無駄なエネルギーを節約するか、きちんとメンテして将来に残すか(その価値があるか)、を判断することになります。
新規記事の追加の重要性
過去記事のメンテだけを行なっていてはいつまで経っても新規記事を追加できません。1年間という期間中には当然に新規記事も執筆する必要があります。このための学習や調査、実験、執筆活動のための時間が必要になります。
そのために過去記事のメンテに使うエネルギーを制限する必要がありました。そこで過去記事のメンテ期間を1年間に区切ることにしました。
新しいことをやるために、過去記事メンテに使うエネルギーをどこかで制限する必要があります。その区切りが「1年間に限ってメンテする」という意味です。
(現実的には過去記事は過去1~1年2ヶ月程度が管理限界だと感じます。なにせその間にも新たな記事の執筆とそのメンテが発生しているため。)
そして新規記事は最新のサブスク購入者のために書くわけですので、その記事へのアクセスについては旧ログイン情報ではアクセスできなくなります。情報の賞味期限切れです。
新規記事=新たな価値。サブスク更新を
新たな記事には新たな価値が生まれており、その対価としてのサブスクの更新をお願いすることになります。サブスクリプション方式を導入することで、ある時期以降に追加された新たな記事には新たなサブスクを販売します。
要するに新規記事に価値を認めて頂けた場合には新たなマガジンを購入してね😊ということです。サブスクのごく普通の解説ですね。
この仕組みによって、過去記事のメンテと新規記事の執筆の2つを確保できるようになります。
まとめ
話をまとめますと、以下の通りです。
- マガジンのログイン情報の有効期間は基本的に1年としている
- 実際にはマガジン名の末尾の年号の翌年の末日まで有効
- ただし記事のメンテは基本的に1年
- 記事の最終更新日から2年を経過した場合には以後のメンテは基本的には「なし」
これからの未来を切り開き、かつ過去の情報を確かなものにするための取り組みとしてサブスクリプション方式がどうしても必要になった理由です。
何卒ご理解頂けますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
管理人 大和 司